観戦記

2009/11/02

2009年第17戦アブダビGP

2009年最終戦は初開催となるアブダビGP。

ウィリアムズが来年はコスワース・エンジンを搭載することになり、ドライバーも一新する。中嶋一貴は今シーズンポイントを獲得することができずここまで来てしまった。
予選Q3進出を果たせなかった中嶋一貴は決勝でもこれといった見せ場はなく13位完走。中嶋一貴にはポイントが遠かった。

トヨタはグロックの代役に再び小林可夢偉を起用する。悲願の初優勝を飾ることができないまま最終戦をむかえてしまったトヨタだが、小林可夢偉の思わぬ活躍で注目を浴びる。
スタートでライコネンの前に出ると、ピットストップを終えて重たくなったマシンで走る2009年チャンピオンのバトンをオーバーテイクして見せ、見事6位入賞を果たす。参戦2戦目でポイントを獲得した。

アブダビGP初の勝者はベッテル、ウェバーも2位に入りレッドブルが1-2フィニッシュ。
ベッテルはバリチェロと争っていたドライバーズポイント2位を勝ち取った。

今シーズンは誰もが予想しなかったブラウンGPのバトンが前半戦に圧倒的な強さを見せ、レッドブルが後を追う展開となり、ブラウンGPは前半戦の貯金を持ったままシーズンを終えることができた。
今シーズン勝利を目前にしながら悲願が果たせなかったトヨタだが、来シーズンはどのような戦いを見せてくれるだろうか。

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2009/10/19

2009年第16戦ブラジルGP

タイトル争いでバトンを追うバリチェロが母国GPでポールを獲得、勢いづく。バトンは雨の予選で振るわず14番手からスタート。

レース前はバリチェロ優位に思われたが、バリチェロは1回目のピットストップ後はウェバーにトップをキープされ、スローパンクチャーに見舞われる不運もあって順位を落としてしまった。
バトンは小林可夢偉に前を塞がれる場面もあったが、着実に順位をあげ5位に入った。ベッテルも予選で振るわず16番手からスタート、4位に入るもバトンのタイトル獲得を阻止することはできなかった。

ブラウンGPはバトンのタイトル獲得と同時にコンストラクターズのタイトルを獲得した。
バトン、ブラウンGPのタイトル獲得には感慨深いものがある・・・。
しかし、いろいろな要因があって今があるわけなので、ホンダが撤退しなければこの結果はなかったのかも知れない。

中嶋一貴はまたもポイント獲得ならず。いい位置で走っていただけにもったいなかった。
小林可夢偉はバトンをブロック、終盤にはフェラーリのフィジケラをかわす走りを見せて健闘した。

決勝結果

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2009/10/05

2009年第15戦日本GP

3年ぶりに鈴鹿に戻ってきた日本GP、トヨタはここで悲願の勝利を目指していた。
予選でグロックがクラッシュにより負傷、トゥルーリ一人にその期待がかかった。トゥルーリは予選で2位、フロントローを獲得、決勝でも一旦はハミルトンに前を許すもピット戦略で逆転、2位を取り戻す。
しかし、前を走るベッテルには追いつくことができず2位でフィニッシュ。悲願の勝利にはあと一歩届かなかった。

中嶋一貴も地元の利を活かすことができず、15位スタートの15位フィニッシュ、見せどころがないまま日本GPを終えた。

2010年シーズン、アロンソのフェラーリ移籍が決まって、これから他のドライバーにも動きが出てくるに違いない。中嶋一貴は厳しい立場に立たされたのだろう。

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2009/09/28

2009年第14戦シンガポールGP

シンガポールGPはハミルトンがポール・トゥー・ウィンで勝利、ロズベルグ、ベッテルがペナルティにより自滅しトヨタのグロックが2位、アロンソが3位に入った。
ルノーのクラッシュ疑惑があったが、アロンソの実力があればそんなことをしなくても良かったのではないかと思わせる走りだった。

中嶋一貴はまたあと一歩のところでポイントを獲得できなかった。
ウィリアムズが来季搭載するエンジンをトヨタから別のエンジンに換える可能性が噂され、このままでは中嶋一貴のシートも危ぶまれる。
次の日本GPではポイントを獲得できるだろうか・・・。

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2009/08/31

2009年第12戦ベルギーGP

ベルギーGPのポールは目下のポイントリーダーのバトンでもこれと争うベッテルでもハミルトンでもバリチェロでもなかった。なんとこれまでノーポイントのフォースインディアのフィジケラだった。

予選Q2でハミルトンやバトンなどが脱落するという波乱。決勝でもハミルトンとバトンはスタート直後の多重クラッシュに巻き込まれ姿を消す。ライコネンにかわされたものの、ライコネンの直後を終始走り続けフィジケラは2位でゴール、チームに初ポイントをプレゼントした。フィジケラのベテランの力が光った。

トヨタはトゥルーリが2番手からスタートし、良い結果が期待されたがトゥルーリはリタイアに終わる。ポイント圏内を走っていたグロックもピット作業で手間取りポイントを失った。勝利への執念を見せてもらいたい!

中嶋一貴は重い重量で走り続け1ピットストップ、終盤はペースが上がったが良いところを見せることができず完走するのが精一杯だった。この週末は全くいいところがなかった。
日本勢に勢いがない・・・。

レース結果

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2009/08/24

2009年第11戦ヨーロッパGP

フリー走行ではタイムシートの上位に顔を出していた中嶋一貴だが、予選では肝心な時に原因不明のシャットダウンによりエンジン停止、決勝では前のフィジケラとの差をじわじわと縮める走りをしながらも、タイヤがパンクするというトラブルに見舞われてしまった。
運を味方につけられない中嶋一貴は今シーズン未だポイント獲得ならず。
ウィリアムズの29.5ポイントはすべてロズベルグが獲得したものだ。チームは来季はトヨタエンジンを選択しないのではないかと言われているなか、結果を出せずにいる中嶋一貴のシートも危ういものになってしまうかも知れない。

レースはピット作業でもたついてしまったマクラーレンがバリチェロに逆転を許し、バリチェロが5年ぶりの優勝を飾ることになった。バトンは精彩を欠くもなんとかポイントを獲得。ポイント争いをしているレッドブル勢がノー・ポイントに終わり、バトンのリードはまだゆるぎない。

バドエルはスピン、ピットレーン速度超過のペナルティ、ピット出口の白線を踏んでしまってペナルティと散々な復帰戦になってしまった。やはりM.シューマッハが復帰するしかないか・・・。

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2009/07/27

2009年第10戦ハンガリーGP

公式予選でマッサがバリチェロのマシンから脱落したパーツがヘルメットにあたるアクシデントに遭い病院に運ばれた。命には別状はないということだが、今シーズン中の復帰は困難かもしれない。

ポールは1年半ぶりとなるルノーのアロンソだったが、1回目のピットストップでフロントタイヤのパーツが外れるというアクシデント、まさに天国から地獄を味あわされてしまった。

優勝はハミルトン、2位にはライコネンと旧2強の2チームが表彰台を飾り、復活ののろしを上げた。
バトンは7位とポイントを上げたものの、表彰台から遠のいている。レッドブルのウェバーが3位に入りバトンのリードも少なくなってきている。

予選で苦戦したトヨタはダブル入賞を果たしたが、9番手スタートだった中嶋一貴は序盤でバトンに前を許しバトンのペースに付き合わされ、1回目のピットの後にはピケに前を許し今度はピケのペースに付き合わされてしまい、結局9位とポイントに届かなかった。
フリー走行、予選と良いタイムを叩き出しているだけに、決勝での戦略、遅い車のペースに付き合わされるレースに応援する側もフラストレーションが溜まる一方だ。

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2009/07/13

2009年第9戦ドイツGP

2009年シーズン、バトン、ベッテルに次ぐ勝利者はベテランのマーク・ウェバーだった。
ウェバーは2002年ミナルディーからのデビュー戦で見事5位に入る力走を見せ注目され、その後ジャガー、ウィリアムズと渡り歩き、2007年からレッドブルで走っている。ウェバーの勝利は参戦132戦目での勝利となった。

ブラウンGPは給油でトラブルに見舞われ、3回ピットストップを余儀なくされ表彰台を逃した。
レッドブルの2戦連続の1-2でコンストラクターズポイント逆転も見えてきた。

第2の母国GPとも言えるトヨタはすっかり元気がなかった。富士スピードウェイでの日本GP開催も投げ出してしまい、いいことなしだ・・・。

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2009/06/22

2009年第8戦イギリスGP

公式予選で中嶋一貴が自己最高位となる5位を獲得。今シーズン初ポイント獲得に期待が持てる位置からのスタートだっだ。
しかし、1回目のピットストップ、2回目のピットストップでライバル達にことごとく逆転を許し、順位を落としていった。終わってみれば結局11位完走という期待はずれの結果だった。ただ、残念でならない・・・。ポイント獲得までまだ時間がかかりそうだ。

勝利はレッドブルのベッテルの手に。ここまで7戦中6勝という圧倒的な強さを見せていたバトンは母国グランプリを勝利で飾ることができなかった。

バトンの勢いをと止められるのは唯一ベッテルだけなのか?次戦はドイツGP、ベッテルは母国GPを制することができるだろうか。


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2009/06/08

2009年第7戦トルコGP

ポイント獲得を狙う中嶋一貴、2回目のピットに入る前までは自身のラップタイムを縮め、今シーズ初のポイント獲得に期待がかかった。
しかし、その期待は中嶋一貴の2回目のピットストップで打ち砕かれる。左フロントタイヤの交換に手間取りポイント圏外へと落ちて行ってしまった。残念の一言だ。運も実力のうちと言われるが、中嶋一貴には”運”が付いてほしい。

優勝はバトン。7戦中6勝という圧倒的な強さを見せつけている。
このまま快進撃は続くのだろうか。

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2009/05/25

2009年第6戦モナコGP

抜きどころの少ないモナコGP、ポールからスタートしたのはブラウンGPのバトン。
ライコネンが2グリットであったが、スタートで3番グリットのバリチェロにかわされて3番手に後退してしまう。4番手ベッテルを先頭にマッサ、ロズベルグ、コバライネン、ウェバー、アロンソと数珠つなぎ状態になる。

このお陰というわけでもないが、ブラウンGPは十分なアドバンテージを稼いでトップを快走する。
そして、そのままバトン、バリチェロが1-2フィニッシュ!バトンは今季5勝目、ブラウンGPは前戦に続きフルマークとなる1-2。
この快進撃を止めることができるか?フェラーリは3位、4位でブラウンGPの後に続いた。


今シーズン初のQ3進出を決める走りを予選で見せていた中嶋一貴だが、1ピットストップ作戦のボーでとフィジケラに前を許すことになり、ポイント圏内に入れず、10番手を走行、ファイナルラップではマシンの姿勢を崩してウォールの餌食となってレースを終えてしまった。
昨年は日本人初となるモナコGPでポイントをあげた中嶋一貴だが、最後にクラッシュを喫してしまい15位(完走扱い)。今シーズンの初ポイント獲得はいつになるのだろうか?

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2009/05/11

2009年第5戦スペインGP

これまで4戦中3戦に勝利しているブラウンGPのバトン。ここでも3回ピット作戦を2回とし、スタートで前を許した僚友のバリチェロをかわし優勝を飾った。バリチェロも2位に入り再び1-2勝利。
レッドブルも3位、4位に入ったが、トヨタは今シーズン初のノー・ポイント、明暗を分けた。

第二の開幕とも言われるヨーロッパラウンドの最初のこのスペインでもブラウンGPは強さを維持しているところを見せつけ、レッドブルもこれに続いている。

フェラーリはマッサが6位に入りポイントを獲得するも、終盤になって燃料不足になりベッテル、アロンソに前を許してしまう。予選での作戦ミス、ライコネンのスローダウンと全てが噛み合っていない。
マクラーレンもノー・ポイントに終わり、昨年のトップチームは惨敗だ。

中嶋一貴は全く見せ場もなく、終始下位を走行。完走するも今回もポイントには全く届かなかった。
次戦はモナコGP、昨年はモナコでポイントをあげている中嶋一貴の戦いに期待したい。

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2009/04/27

2009年第4戦バーレーンGP

今シーズン、ブラウンGP、レッドブルと初勝利をあげてきたが、ここバーレーンの予選でトヨタがフロント・ローを独占!次はいよいよトヨタかという期待が高まる。

トヨタ勢は燃料搭載量から早めのピットに入ることが予想され、このピット戦略とタイヤチョイスが勝負を分ける結果となった。
1回目のピットストップでトゥルーリはバトンに逆転を許し、2回目のピットストップでベッテルにも前を許し、結局3位に終わった。2番手からスタートしたグロックも7位に終わり、トヨタの優勝はまた持ち越されることになってしまった。トヨタには勝利は遠くなかなか手に届かないものになっている。
今回は3位でがっかりという感じになっているが、以前は3位で大喜びだった。まだ届いてはいないがそれだけ勝利に近づいているということだろう。

ブラウンGPは今期早くも3勝目。今さら言っても仕方がないが、本当にホンダは撤退しかなかったのだろうか・・・。

フェラーリがようやく初ポイントをあげる。しかし、昨年ドライバーズポイントを最後まで争い敗れたマッサはその悔しさ以上の屈辱(?)の周回遅れでノー・ポイント。

中嶋一貴はこのレース唯一のリタイヤという残念な結果となってしまった。
今回はロズベルグのマシンにはアップデートされたパーツを搭載するも中嶋一貴には搭載されておらず、その状況にあってもロズベルグと僅差のタイムを出していただけに、残念。いい流れを持ってきてほしい。

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2009/04/19

2009年第3戦中国GP

開幕からブラウンGPが2連勝という誰もが予想しなかった展開だったが、第3戦中国GPではレッドブルのベッテルがポール・トゥー・ウィンでチームに初勝利をもたらし、ウェバーも2位に入って1-2を決めるという結果になった。

フェラーリはマッサがリタイア、ライコネンも入賞に届かず、まだノー・ポイント。
マクラーレンは開幕戦での虚偽証言問題を抱えながら、なんとか2台揃って入賞を果たすも、レッドブル勢、ブラウンGP勢の後塵を拝する格好となった。
昨年はマクラーレン、フェラーリに次ぐ第3のチームとなる活躍を見せたBMWも、ルノーも苦しんでいる。

今年は様々なルール改正があったとはいえ、昨年活躍していたチームに元気がない。
ディフューザー問題も合法という結果になり、マクラーレンはすぐさま改良してきたが、他のチームもいろいろと改良を加えてくるだろう。
昨年の上位チームが不調の機に、トヨタは悲願の勝利をあげるどころか、ブラウンGP、レッドブルに先を越されてしまった。こんなにも勝利が遠いのはなぜなのだろうか。

日本人唯一のドライバーとなった中嶋一貴、雨の中、コースオフ、スピンを繰り返し、ついにはリタイアとなってしまった。3戦中2戦リタイアとなっているが、そろそろいい所を見せてもらいたい。

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2009/04/06

バトンが2連勝

フェラーリとマクラーレンの調子がいま一つ、ディフューザー問題で提訴されているトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの調子が良い。4月14日に行われる予定の審議の結果が気になるところだが、開幕戦に続きブラウンGPのバトンが2戦連続のポール。バリチェロ、ベッテルが予選グリッド降格のペナルティもあってトヨタが1列目と2列目に並びスタートを切る。
バトンがスタートで出遅れ、ロズベルグがトップに躍り出る。ロズベルグが先に1回目のピットに入り、この間バトンがプッシュ、バトンは1回目のピットを終えてロズベルグを逆転、トップに立つ。
この後雨が落ちてきて赤旗が振られレースは中止に、勝利はバトンの手に。トヨタはグロック3位、トゥルーリ4位。
中嶋一貴は見せどころもなく12位。フリー走行ではロズベルグとともにタイムシートの上位に名を連ねるが、レースはチームの戦略もあるが、いいところを見せられないでいる。2年目のシーズンは正念場のシーズン、中嶋一貴には結果が必要だ。


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2009/03/29

2009年開幕戦、撤退のホンダは今何を思っているだろうか

2009年開幕戦のオーストラリアGP、開幕直前のテストでは旧ホンダを引き継いだブラウンGPが速さを見せ、トヨタも仕上がりが良さを見せるが、ルノー、マクラーレン、フェラーリはいま一つの感があった。

しかし、ブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズの3チームのディフューザーがレギュレーション違反ではないかという抗議が出され、4月14日の国際控訴法廷の裁決を見るまでこの開幕戦の結果は暫定のものになる。

こうした中開幕したオーストラリアGP、予選で新生ブラウンGPがフロント・ローを独占する。トヨタ、ウィリアムズも上位を狙えるところに位置する。
昨年の覇者ハミルトンはギヤボックス交換によるペナルティでグリット5位降格で18番手からのスタート、トヨタは予選後の車検でリヤウィングにレギュレーション違反があったとして予選タイムを剥奪されてしまった。

毎年セーフティー・カーが数回投入される波乱のレースが展開されるオーストラリアGP、今年もスタートで中段グループで接触が見られ、コバライネンが早々にリタイアに追い込まれる。
13番手からスタートしていた中嶋一貴は混乱に乗じて順位を上げるが、ブラウンGPのバリチェロに迫ってきたところで縁石に乗り、コンクリートウォールの餌食となってレースを終えてしまった。2年目のシーズンのスタートを良い形で切ることができなかった。

先頭を走るバトンに続いていたベッテルは残り3周となったところでクビカとサイド・バイ・サイド、今年から大きくなったフロントウィングの感覚が掴めていないせいか両者は接触、2位、3位の表彰台をフイにしてしまった。

ポール・トゥー・ウィンでブランGPのバトンが優勝、バリチェロも2位に入り1-2フィニッシュ。
予選タイム剥奪でピットからスタートしていたトゥルーリが3位表彰台に上った。

トヨタは今年は初勝利を挙げることに闘志を燃やしている。ピットからスタートしたトゥルーリが3位に入れたのはその為の作業をチーム一丸となって進めてきた成果だろう。
レース後、トゥルーリがベッテルとクビカのアクシデントの後、セーフティーカーが導入されているのにハミルトンをオーバーテイクしたとしてリザルトに25秒加算のペナルティが科されたが(チームはそうした事実はないと言っているそうだが・・・)、今年こそは1勝をあげ、次のステップを目指せるようになってもらいたい。

ホンダ撤退にチーム解散もありえたブラウンGPが、初戦で最高の形で勝利をあげた。
マシンは昨年から旧ホンダF1が今年のために作り上げてきたものだが、エンジンはメルセデスを搭載したものだ。
エンジンがホンダでも同様の成績を収められたのであろうか・・・。


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2008/11/03

2008年最終戦、ついに決着

ハミルトンとマッサのタイトル争いに決着がつけられる2008年の最終戦、スタート直前に雨が降り出し何かが起こる気配が感じられた。
この雨はマッサには関係なかった。ポールからスタートしたマッサはトップをキープして周回を重ねる。ピケJr.がクルサードと接触、そのクルサードが中嶋一貴を巻き込んでスピン。クルサードは現役最後のレースをスタート直後のアクシデントで終えることになってしまった。中嶋一貴はコースに復帰しレースを続行する。

雨が止んでからもマッサはトップのままレースを続ける。ハミルトンはタイヤ交換やベッテルの追撃を受け、タイトル獲得の条件である5位獲得も危ない状況。残り数周になって再び雨。各車レインタイヤに交換するなか、トヨタは勝負に出てタイヤ交換をしなかった。残り2周、ベッテルにかわされてしまったハミルトンは6番手、万事休す!しかし、ファイナルラップ、ノーマルタイヤのまま走り続けていたトヨタのグロックがペースダウン。最終コーナーでベッテル、ハミルトンが次々とかわし、ハミルトンは再び5番手に浮上、そのままチェッカーを受け、マッサはトップでチェッカーを受けたものの、タイトルに手が届かなかった。

中嶋一貴は最後まで走り続けたがポイント獲得には遠く及ばなかった。それでも1年目としてはまずまずの結果だった。2009年シーズンの飛躍を楽しみにしたい。

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2008/10/20

2008年第17戦中国GP、ハミルトンがいよいよ王手をかける

ポールからスタートしたハミルトンが今回は危なげなくそのままトップでチェッカーを受けてマッサとのポイント差を7とし、次の最終戦でチャンピオンシップを決めるお膳立てができた。
日本GPの1コーナーのようなあせりもなく、去年のまさかのピット入口でのコースオフもなく勝利をおさめたハミルトン、この走りなら最年少タイトル獲得もいよいよ現実のものとなりそうだ。

マッサは一度もハミルトンとバトルすることなく2位。ライコネンのチームプレーで手にした2位だ。最終戦は母国ブラジルGP。逆転勝利なるか。

中嶋一貴は1ピットストップ作戦、粘りの走行で12位完走。チームメイトのロズベルグは15位。
最終戦も粘りの走行で最後にポイントを獲得してもらいたい。

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2008/10/13

2008年日本GP、アロンソが2連勝を飾る!

第16戦日本GP、アロンソがシンガポールGPに続き2連勝を飾った。
決勝前のコメントでは波乱でもない限り勝機はないと語っていたが、その波乱がオープニングラップで起きた。スタートダッシュを決めたライコネンに対し、ハミルトンは1コーナーでインに突っ込むが、オーバースピードで曲がり切れず、ライコネンを外へ押し出す。さらにマッサのと交錯で最後尾にまで脱落、ハミルトンは1コーナーでの無理な走行でペナルティ、マッサもハミルトンとの交錯でペナルティをうけることになってしまった。
この上位陣のドタバタの中、アロンソは2番手に浮上、ピット戦略でクビカを逆転して見事トップに立った。
さすが元王者というべきなのか、来シーズンもルノーに残留するかどうかはまだ明らかにされていないが、来期もルノーで走る可能性はかなり高くなったのではないだろうか。

昨シーズンもポイントランキングをリードしていながら終盤に追い詰められ、逆転でライコネンに王者を譲ってしまったハミルトン、今シーズンも残り少なくなってきたところで足踏みをしている。
マッサが最終戦のブラジルGPでタイトルを決めるというシナリオを描かせないためにも次の中国GPで楽になりたいところだろう。

中嶋一貴はこの週末調子はまあまあ良かった。フリー走行、予選でもチームメイトを上回っていた。しかし、オープニングラップでクルサードと接触、フロントウィングを失って大きくタイムロス、その後挽回することもできず、15位完走に終わった。調子が良かっただけに残念な結果だった。

トヨタはホームレースでトゥルーリがポイントを獲得するも、グロックはリタイア、ルノーがアロンソ、ピケのダブル入賞でコンストラクターズポイント争いで差をつけられてしまった。
ホンダは・・・来年は鈴鹿で開催予定の日本GP、既に照準はこちらにあわされている・・・。

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2008/09/29

ロリポップ・・・

2008年第15戦シンガポールGPは史上初のナイトレース。照明に照らされたマシンの姿が美しかった。
レースはマッサが引っ張りハミルトンが追う展開。ピケのアクシデントでセーフティーカーが入り状況が変わる。上位陣が通過した後に入ったセーフティーカーが順位を入れ替える。

さらにここでフェラーリに手痛いミス。ピットストップの際にマシンのスタートの合図を出すロリポップを使わず、シグナルによる合図を出すシステムを導入しているフェラーリだが、給油が終わる前にシグナルが一瞬青に。すばやくこれに反応したマッサがマシンを出すも、燃料ホースを引きちぎってピットロードを進むことに。これによりマッサはピットロード出口付近でホースを外してもらうために立ち往生、さらに危険走行をしたとしてピットスルーのペナルティが科され戦いから脱落してしまった。
フェラーリはライコネンもレース終盤にウォールの餌食となってノーポイントに終わる。

これによりトゥルーリをオーバーテイクするなど粘り強く走行を続けていた中嶋一貴が8位に入り1ポイントを獲得。チームメイトのロズベルグはセーフティーカー導入の際にピットロードがオープンになる前に給油したとして10秒間のピットストップのペナルティを受けたものの、一時は2位以下を大きく突き放す走りを見せ、見事2位に入った。
チームメイトの活躍にやや影が薄くなってしまった中嶋一貴だが、日本GPに向けていい流れを作れたのではないだろうか。

1ピット作戦で重いマシンを操りながらも一時はトップを走行したトゥルーリだが、最後は油圧のトラブルに見舞われ悔しいリタイア。チームメイトのグロックが4位入賞を果たしただけに残念な結果だった。

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2008/09/15

2008年第14戦イタリアGP、主役はもうひとつのイタリアチーム

トロロッソの前身はミナルディだった。ミナルディはイタリアを本拠に置いていたチームで、トロロッソになってもそれは変わっていない。

ミナルディは弱小チームであったが、ウェバー、アロンソ、トゥルーリ、フィジケラもこのチームで走った経験がある。かつては片山右京、中野信二も在籍したことがあるこのチームは1985年から2005年と長い歴史があった。それでも、予選2位、決勝4位というのがベストリザルトで、下位にいるのが定位置となっていた。

トロロッソになってもそこは変わっていなかったのだが、2008年第14戦のイタリアGPで歴史が変わる。珍しく雨のモンツァ。ここで21歳のベッテルが最年少ポールを獲得する。それだけでも偉業と言えるのだが、決勝でも雨を見方につけ、トップを走り切りアロンソの持つ最年少優勝記録を更新して見せた。

これによりトロロッソはミナルディ時代からの悲願だった初優勝を飾る。ベッテルの偉業はトップチームで果たしたものではなく、下位チームとされてきたチームで果たしたということだ。

予選で出遅れたハミルトンは、次々とライバル達をパスして7位入賞、ポイントを獲得し、マッサに1ポイント差に詰められるも、チャンピオンシップ争いのトップを守った。
ハミルトンのオーバーテイクは何かすっきりしないものを感じる。同一周回で争っているのだから相手も簡単に道を譲るわけにはいかないのだが、ハミルトンのパスの仕方にヒール感を感じてしまうのだ。才能ある若者なのだが、もうひとつ応援する気になれないのは私だけだろうか・・・。

今回もポイント獲得ならず、3戦連続でノーポイントとなってしまった昨年の王者ライコネンだが、連覇達成はかなり難しくなってきた。それでも静かなる闘志を燃やしているに違いない。

日本勢はこの雨を味方につけることはできなかった。ホンダもトヨタもポイントには遠かった。
トヨタはコンストラクターズポイントでルノーに並ばれてしまった。やはりアロンソはしぶとい。

日本GPも間近に迫ってきている。中嶋一貴にも良い風が吹くといいのだが・・・。

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2008/09/08

2008年ベルギーGPはスパ・ウェザーで勝敗が左右

フェラーリのライコネンはスパを得意としている。ハミルトンにポールを奪われ、2列目からスタート。
2周目にはハミルトンをかわしトップに立つと終始レースを引っ張っていく。残り5周を切ったところで雨が落ちてきてハミルトンとの差が縮まる。ハミルトンとバトルを繰り返し、そこに周回遅れのマシンも絡みライコネンはコースオフ、ゴール目前でレースを終えた。
これでライコネンはタイトル争いで後れをとったが、まだ2連覇を諦める必要はない。

ハミルトンはライコネンと激しくやり合ったが、このときシケインをショートカット、一旦ライコネンに前を譲るが直後に抜き返すシーンが見られ、これが審議の対象となってしまった。トップでチェッカーを受けたがレース後に25秒加算のペナルティが科され、これによりマッサが優勝、ハミルトンは3位という結果になってしまった。

ハミルトンとマッサのポイント差は僅かに2ポイントとなり、ポイント争いの行方はまだまだわからない。

中嶋一貴はF1で初のスパ、予選19位、決勝14位という結果に終わった。
ホンダは全く良いところもなく、トロロッソがダブル入賞を決めたことで、ポイントランキングも抜かれてしまった。

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2008/08/25

2008年第12戦ヨーロッパGP

マッサがハンガリーの雪辱を晴らした。ポールからスタートし終始トップを走行、見事な勝利だった。ただ、ハンガリーに続きライコネンのマシンがエンジンブローに見舞われた点は不安材料か。

トヨタは2台揃って入賞、着実に実力をつけてきている感じだ。
ホンダはスーパーアグリの替わりにその位置におさまっているかのようだ。
中嶋一貴は完走を果たすも最初にアロンソに追突して自身最高位グリットからのスタートを不意にした。チームメイトのロズベルグが久しぶりにポイントをあげたので次のスパでの奮起を期待したい。

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2008/08/04

2008年第11戦ハンガリーGP、初優勝、初表彰台

3連勝をかけてポールからスタートしたハミルトンだったが、スタート後にマッサにトップを奪われる。ハミルトンはこの後タイヤのパンクチャーに見舞われ優勝争いから脱落する。

マッサはハミルトンとの差を広げながら完璧なレースを続け勝利を目前とするが、残り数周というところでまさかのエンジンブロー・・・。

優勝はコバライネン。うれしいF1初優勝だ。
2位に入ったのはトヨタのグロック、こちらもうれしいF1初の表彰台だ。

マッサがここで1勝を逃したのは痛い。エンジンブローが起きるまでは完璧なレース運びだっただけに悔しさも大きいのだろう。
ライコネンは序盤は厳しい状態だったが、終盤に追い上げ表彰台を獲得するあたりは流石と言ってもよいのだろうが、もうひとつ強さを感じられない。

トヨタはグロックが2位、トゥルーリもポイントを獲得し、上昇ムード。このまま良い流れのまま日本GPをむかえられるだろうか。ちょっと楽しみだ。

ピケ、グロックと表彰台に立って、ルーキーの中でのポイント争いで中嶋一貴はこの二人に差をつけられてしまった。1回ピットストップ作戦でチームメイトのロズベルグの前でゴールできたが、本家のトヨタの上昇ムードに乗っかっていけると良いのだが。

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2008/07/21

2008年第10戦ドイツGP、ハミルトンが連勝

ハミルトン、マッサ、ライコネンが同点でむかえた第10戦ドイツGPは唯一1回ピット作戦に出たルノーのピケが一時ラップリーダーになり、ハミルトンがそれを追う形になった。

前半戦、ピケは期待されるパフォーマンスを発揮できず、一時はチーム放出の噂まで持ち上がったが、第8戦フランスGPで7位に入り初ポイントを獲得していた。

そのピケがとった今回の1回ピット作戦は見事にはまり中嶋一貴の後ろ17番手スタートだったのにも関わらず、セーフティー・カーが入り、各車2回目のピットを済ませた時点で3番手を走行、トップのハミルトン、ハイドフェルドが2回目のピットに入りラップリーダーとなった。

ハミルトンがマッサとのバトルに競り勝ち2番手に再び上がってきた。そしてハミルトンはピケを追い遂にはピケをかわしてトップを奪い返しそのままゴールした。

ハミルトンにかわされたとはいえ、ピケは初の表彰台にあがった。
見事な戦略で2位表彰台を勝ち取ったピケ、これで前半戦にあった噂を払拭することができただろうか。

ホンダは全くいいところがなかった。既に2009年に向けて注力していると言われているが、”何か”が足りないと思わざるを得ない。

トヨタはグロックが何らかの理由で右リアサスペンションが折れ、コントロールを失いウォールに激突するアクシデントに見舞われた。グロックは軽い脳震盪があっただけと伝えられている。次のハンガリーに出場については問題ないと考えているようだ。トゥルーリは4番手からスタートしたが、ポイント獲得は繋がらず、残念な結果となってしまった。

中嶋一貴は金曜日のマシントラブルが響き後方でのレースを余儀なくされる。前を走るバリチェロに肉薄するもスピンを喫し、ジャンプアップをはかることができなかった。最後まで走り切った中嶋一貴の完走率は80パーセント。今回は入賞とはならなかったが、この完走率でポイントを積み重ねていってもらいたい。

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2008/07/07

2008年イギリスGP、バリチェロ久しぶりの表彰台

2008年のイギリスGPは雨に翻弄されたレースとなった。
ポールはコバライネン、2番手はウェバーという珍しい顔ぶれ。そのウェバーはスタートに失敗しさらにスピンを喫し後方に沈む。コバライネンも暫くは粘るがハミルトンにかわされ、ライコネンにも前を許し、初ポールからのスタートを活かすことができなかった。

バリチェロはタイヤ選択が功を奏し、久しぶりの3位表彰台。
中嶋一貴も雨の中、粘りの走行を見せ、ファイナルラップでトゥルーリにかわされたものの8位入賞、1ポイントを獲得した。これでチームメイトのロズベルグに並ぶ8ポイント。
まだまだ時間はかかるかも知れないが、”日本の夢”という大きな目標に向かって着実に前進している。

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2008/06/23

2008年第8戦、トヨタに2年ぶりの表彰台

トヨタが2年ぶりとなる表彰台を獲得した。
トゥルーリがコバライネンの追い上げを撥ね退ける渾身の走りで獲得、この表彰台は先日ラリー競技中に衝突事故で亡くなられた前チーム代表のオベ・アンダーソンに捧げられた。

ホンダはバトンがこのレースただ一人のリタイア、バリチェロも14位完走と振るわなかった。

1回目のピットを中盤まで引っ張り、1回ピットストップの作戦かと思われた中嶋一貴だが、終盤でピットに入った。これのせいばかりではないが15位。チームメイトのロズベルグもペナルティが影響して16位に終わった。

チームの地元GPとなるアロンソも頑張ったが最後はピケJr.に前を譲り8位、ピケJr.はうれしい初ポイント。これでシートは一安心?

ライコネンには不運が付きまとうのか・・・。それでもBMWのクビカも混ざってポイント争いの行方はまだまだわからない。

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2008/06/09

波乱のカナダGP、セーフティーカー導入がレースを左右

2008年第7戦カナダGPでBMWザウバーが1-2フィニッシュを決める。
クビカは初優勝を飾ってドライバーズポイントランキングでもトップに立った。

ポールからスタートしたハミルトンは順調にレースを進め、2位以下との差を広げていった。
スーティルのストップでセーフティー・カーが入り、ピットレーンがオープンになったとたんに上位陣が一斉にピットに入った。ここでライコネン、ハイドフェルドがピット作業でハミルトンより先にピット出口に向う。これを見たハミルトンは焦ってマシンを走らせるが、ピット出口でシグナルが変わるのを待っていたライコネンに追突してしまう。
ハミルトンは精神的にまだ出来上がっていないようだ。

ライコネンを道連れにしたこのハミルトンの自滅でBMWに幸運が舞い降りてくる形になった。
クビカは波乱のレースを見事に制し初優勝、昨年のアクシデントを跳ね返す勝利だ。

一時は2位を走行していた中嶋一貴だが、バトンに追突し、脱落しかけたフロントウィングをマシンに巻き込みリタイアとなってしまった。チームメイトのロズベルグはライコネンを追突したハミルトンに突っ込みフロンのウィングを破損、このため余計にピット作業を行う羽目になって順位を落としていただけに、中嶋一貴のポイント獲得に期待がかかっていた。存在感をみせつけるチャンスだったのに残念な結果だった。

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2008/05/14

2008年トルコGP

フェラーリのマッサは2006年、2007年とトルコGPを制し、2008年もポール・トゥー・ウィンで3年連続の勝利。トルコGPでは敵なしだ。

スーパーアグリの撤退でF1への興味がかなり減ってしまった。
中嶋一貴もフィジケラに追突されてスタート直後にレースを終えているし
トヨタもホンダもいまひとつ・・・。

後方でも頑張って走る佐藤琢磨の姿がないのがほんとうにさみしい。

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2008/04/28

中嶋一貴ポイント獲得、佐藤琢磨完走!

2008年第4戦スペインGPはフェラーリが1-2フィニッシュを決めBMW、マクラーレンに差をつけた。
マクラーレンはハミルトンが3位に入るもコバライネンが高速でタイヤバリアに突っ込むアクシデントに見舞われてしまった。救出されたコバライネンは意識があったもののその後の経過が気になるところだ。

中嶋一貴は2度目の入賞となる7位。今回は予選で初めてチームメイトのロズベルグを上回り、これからがさらに楽しみだ。

スーパーアグリのチーム事情は厳しい。ぶっつけ本番のマシンでライバル達との差は歴然だ。
F1で走れることに喜びを感じている佐藤琢磨が荒れたレースでリタイアが続出するなか完走を飾る。不安定な状況にあってもマシンを仕上げてきたクルーに最高のプレゼントをした。
次戦も走れるかどうかはわからないが、いつもベストを尽くす佐藤琢磨をこれからも応援したい。

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2008/04/07

マッサ、意地を見せる!

開幕戦、第2戦とマッサはリタイアに終わっていた。チームメイトのライコネンが先に初勝利をあげていることもあり、この第3戦では結果を出したいところだったと思う。

マッサはスタートでポールのクビカをかわしトップに立ち、その後はチームメイトのライコネンも寄せ付けない走りで見事に優勝、10ポイントを獲得した。ここからポイントを積み重ねていけるだろうか。

トヨタはトゥルーリが2戦連続でポイントを獲得、GP2での小林可夢偉の活躍もあり、チームの雰囲気は良い。

ホンダはバトンがリタイアに終わり今回もポイント獲得はならなかった。復活までまだまだ時間が必要のようだ。

スーパーアグリは苦しいチーム事情のなか、2台揃って完走。いつまでこんな思いを続けなければならないのか・・・

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2008/03/31

トヨタに光さす

第2戦マレーシアGPの決勝レース前に小林可夢偉がGP2で初優勝を飾るニュースが飛び込み、決勝でもトゥルーリが3位からスタートし表彰台は逃したものの4位入賞でポイントを獲得した。
エンジンを供給しているウィリアムズも第1戦でロズベルグ、中嶋一貴が入賞を果たしており、トヨタに明るい光がさしてきた。

ホンダもロス・ブラウン氏着任の効果があらわれたか、昨年に比べて間違いなく戦闘力はアップしている。しかしホンダは既に2009年を照準を合わせており、マシンには改善すべき点がまだあるとしている。

スーパーアグリは明らかに見劣りしているが開幕戦で2台ともリタイアだったが、マレーシアでは2台揃って完走、貴重なデータも揃ったし、マシンへの理解も深まった。厳しい状況が続くと思われるが、次戦での健闘を期待したい。

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2008/03/18

2008年第1戦オーストラリアGP

開幕戦は荒れたレースになることがある。今年はトラクションコントロールシステムが禁止されたせいもあったのか、完走はわずかに8台。

そのわずかの8台のうち、久しぶりのポイント獲得かと思われたホンダのバリチェロが失格処分。このおかげもあってサバイバルレースを最後まで走り切った中嶋一貴は6位入賞とポイントを獲得した。粘り強さは父親譲りかも知れない。

逆境にあっても前向きな佐藤琢磨は残念ながらリタイア。スタートで大きくジャンプアップし、開幕直前のテストに参加できなかった準備不足があってもマシンを降りるまで果敢にレースをしていた。
常に前向きな佐藤琢磨なら次もいい走りを見せてくれるに違いない。

フェラーリはライコネンがバリチェロの失格でポイント獲得となったものの、2台ともレースを走り切ることができなかった。逆にマクラーレンはハミルトンが優勝を決めコバライネンもポイントを獲得、ます一歩リードした。

2008年シーズンは始まったばかり。トヨタ、ホンダ、レッドブル、BMW、ウィリアムズ、ルノー、混戦が予想されるが、抜け出るのはどのチームだろうか。

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2007/10/22

2007年ブラジルGP

ハミルトン、アロンソ、ライコネンがドライバーズタイトルをかけた最終戦、予選でハミルトンが2位、ライコネンは3位、アロンソは4位、ポールは母国GPで2連勝を狙うマッサだった。

決勝のスタートでハミルトンはライコネン、アロンソに前を許した上にオーバーラン・・・。さらにシフトがきかない状況に陥りスローダウン、一気に順位を落としてしまった。
史上初のルーキーチャンピオンの誕生の望みが薄くなってしまった。

アロンソは3位をキープするもフェラーリに追いつくだけのパフォーマンスは見られない。

マッサは快調にトップをひた走り、1回目のピットでもライコネンに逆転を許さなかった。
しかし、ドライビングミスでライコネンに差を縮められ、2回目のピットで遂に逆転を許してしまった。

これまで数々の不運に泣かされてきたライコネンだが、2回目のピットでマッサを逆転、そのままトップでチェッカーを受け逆転勝利!最後の最後でタイトルを手中におさめた。

ハミルトンは後方から追い上げを見せたが8位に留まり、タイトルを逃した。並のルーキーではないが、さすがにF1でのタイトルがかかってそのプレッシャーには勝てなかったか・・・。

デビュー戦となった中嶋一貴は初日のフリー走行ではチームメイトのロズベルグに遜色のない走りを見せたが、初めての予選ではロズベルグに水をあけられてしまった。
決勝でも1回目のピットに入ったときにピットクルーを轢いてしまうまさかのミス。
19位スタートで10位フィニッシュでなかなかの結果だったが、ややバタバタしてしまったようだ。

山本左近はフィジケラと接触し早々にリタイア、最終戦を満足に走ることができなかった。
佐藤琢磨は12位完走、ポイントには遠く及ばなかったが、今シーズンは4ポイントを獲得、第6戦カナダGPでのアロンソをオーバーテイクしたシーンは忘れられない。

ホンダは最後はエンジントラブルでバリチェロ、バトンともリタイア。不調の今シーズンを象徴する結果だった。来シーズンの復活を待ちたい。

トヨタはトゥルーリが1ポイントをあげ2007年を締めくくった。今シーズン限りでトヨタを離れることになったラルフは11位完走、第11戦ハンガリーでの6位が最高位だった。

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2007/10/08

2007年第16戦中国GP ライコネンの逆転勝利

ドライバーズ・タイトルがかかった1戦となった中国GP、ハミルトンはポールポジション。ライコネン、アロンソには不利な状況でのスタートだった。


日本GP、中国GPと2戦続けてウェットコンディションでのレース。日本GPと違ってこの中国GPでは激しく雨が落ちてきたかと思えば止んでみたりとタイヤ戦略がポイントとなった。


ハミルトンは序盤から快調に飛ばしレースをリードする。いち早く1回目のピットストップ(給油のみでタイヤ交換なし)、リードを保ちながらレースを展開していく。しかし、途中激しく降った雨にオーバーランを演じてペースダウン。これによりライコネンに追いつかれる。


ライコネンとバトルを展開するも、ライコネンに捉えられ前を許す。このあとタイヤの摩耗が著しくなりハミルトンは2回目のピットに向かう。ここで想像もしなかったことが起きる。ハミルトンはピットレーンのコーナーで曲がり切れずランオフエリアに捕まる。後輪がむなしく空転、コースに復帰することができず無念のリタイアとなってしまった。


ハミルトンは107ポイント、勝利したライコネンは100ポイントとなり7ポイント差、アロンソは2位に入り103ポイントでハミルトンとは4ポイント差となった。
タイトルは最終戦のブラジルGPで決まる。

ホンダはバトンが今季最高位となる5位でフィニッシュ。コンストラクターズポイントを6ポイントとし、スーパーアグリの4ポイントを上回った。バトンはファステストを叩き出しながら、ライバルたちを次々とオーバーテイクし順位を上げていった。ウェットのレースでこれだけのパフォーマンスを見せられたということは、皮肉にも今期の空力が失敗だったことを明らかにした。

トロロッソのベッテルが4位、リウッツィも6位に入りチームは一気にランキング7位に食い込む。ベッテルは日本GPでのペナルティが撤回されたものの、予選で他車の走行妨害をしたとして再びペナルティが科され、グリッド5位降格からの4位入賞だ。リウッツィも日本GPで8位に入ったもののレース後にイエロー区間での追い越しがあったとして25秒加算のペナルティ、これによりチーム初ポイントが幻と消えていた。
二人はこれを跳ね返す結果を見せた。

スーパーアグリのデビッドソンはこのところ予選で佐藤琢磨を上回るタイムを出してきているが、決勝での結果につながらないでいる。佐藤琢磨はグリップが得られず予選で苦しむが、決勝では粘り強く走り、完走を果たしている。最終戦では是非ともポイントをあげてほしい。

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2007/10/01

サバイバル・レースとなった日本GP

30年ぶりに開催された富士スピードウェイでの日本GP。30年前も雨だった。

雨の中行われたレースでアロンソをはじめ多くのドライバーが脱落していったが、ポールからスタートしたハミルトンは冷静な走りでトップを独走、4勝目をあげた。このところおとなしくなっていたハミルトンだが、タイトル獲得が見えてきた。もちろん、残り2戦で何があるかわからないし、アロンソもまだあきらめていない。

地上波でもライブであったのに、雨でセーフティーカーに従えられての走行を見せられ退屈したが、最後のマッサとクビカのバトルは数少ない見どころであった。

日本勢は母国GPで結果を出せなかったが、残り2戦、来シーズンにつながる戦いを見せてもらいたい。

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2007/09/17

フェラーリ、望みをつなげる勝利

フェラーリの地元イタリアGPでマクラーレンに完敗したフェラーリだが、ベルギーGPではライコネン、マッサが決勝グリッドで最前列を独占、マクラーレン勢を寄せ付けず1-2フィニッシュを飾った。

これでハミルトンの得点は97、アロンソは95、ライコネンは84、マッサは77。
残り3戦での逆転はハードだが、望みをつなぐ勝利となった。

アロンソは今回もハミルトンの前でチェッカーを受け2ポイント差に詰めしぶとい所を見せつけた。アロンソとハミルトンの確執がピークに達したハンガリーGP以降、ハミルトンはややおとなしくなった感があるが、このまま逃げ切れるだろうか。

佐藤琢磨がバトンをオーバーテイク!でも、そのバトンはその後リタイアに追い込まれている。
2007年、ホンダがこれほど苦しむとは思ってもみなかった。

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2007/09/10

ホンダに久しぶりのポイント

2007年第13戦イタリアGP、フェラーリの地元GPでマクラーレンが1-2フィニッシュを決めた。
マッサは痛恨のポイント獲得なし。ライコネンは3位表彰台に上るも、ポイント争いで差をつけられてしまった。
アロンソとハミルトンのポイント差は3ポイント。王者アロンソがハミルトンを射程距離におさめてきた。ハミルトンは逃げ切れるか、アロンソが逆転するか残り4戦の攻防が楽しみになった。

佐藤琢磨はチームメイトに後れをとり16位完走。次のベルギー、そしてその次の日本GPでは力強い走りを見せてもらいたい。
山本左近は2戦連続の完走。チームメイトのスーティルに引けをとらない走りを見せている。

そしてホンダが久しぶりに1ポイントを獲得。本来のパフォーマンスには遠く及ばないが、日本GPに向けて明るい材料が見つかった。

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2007/08/27

トルコGP、終盤に向けて大事な1戦

マクラーレン対フェラーリ、この2チームの戦いと、アロンソ、ハミルトン、マッサ、ライコネンのポイント争いの今後の行方を占う大事な1戦となる第12戦トルコGP、マッサが昨年に続きポール・トゥー・ウィンを決める。

マクラーレンのドライバー対決に注目が集まるが、フェラーリのドライバー間の争いも過酷なものがある。この1戦でポイントをリードしたドライバーが今後のレースでの優先権を得られると言われていた。この1勝でマッサは69ポイント、ライコネンは68ポイントでマッサがポイントを僅かだが1ポイントリードした。次はフェラーリのお膝元のイタリアGP、言われているとおりマッサ優先で戦うことになるのだろうか?

ハミルトンがアクシデントで5位に後退、替わりにアロンソが3位に入り、ハミルトン84ポイント、アロンソ79ポイントとアロンソが5ポイント差に迫ってきた。

今回のマッサの勝利でポイント争いを演じる4ドライバーともそれぞれ3勝をあげた。アロンソが唯一全戦でポイントを獲得、ハミルトンは1回、マッサ、ライコネンが2回ポイントを得られないレースがあった。王者アロンソのしぶとさが後半になって効いてきている。残り5戦、アロンソの逆転劇が見られるかも知れない。

日本勢は今回もポイント獲得に到らなかった。唯一ポイントを狙える位置からスタートしたトヨタのトゥルーリだったが、スタート後の1コーナーで追突に遭い、後方に沈む。このアクシデントに巻き込まれる形でスーパーアグリのデビッドソンはフロントにダメージを負い、その後のペースに苦しんだ。スタートダッシュを決めたかった佐藤琢磨も行き場を失い順位を落とし、これを挽回するのがやっとであった。ホンダは2台ともエンジン交換、最後列からのスタートもバトンは13位でフィニッシュ。山本左近は復帰2戦目で目標の完走を果たした。イタリアGPでは投入されるだろうBスペックのマシンで今度は少しでも前を目指す。

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2007/08/06

ハンガリーGP、ハミルトンが勝利

ハンガリーGP、山本左近がF1復帰し日本人ドライバーが二人になり観戦する楽しみも増えた。
その山本左近だが、復帰戦を完走で飾れず、早々のリタイアに終わってしまった。最後尾からのスタートで、レースも最後尾を走行するのは仕方がないが、早々のリタイアは観ている立場としては何か不完全燃焼に終わってしまった。

トヨタはラルフがポイントを獲得。日本GPに向けて調子を上げてきているようだ。
昨年のハンガリーGPの勝者のバトンも今年はリタイアに終わる。バリチェロも18台完走のレースで18位。いつトンネルから抜け出せるのだろうか?

佐藤琢磨は予選でコースを外れ、Q1突破できず19番手からスタート。得意のロケットスタートで一気に15番手に上がる。この週末はチームメイトのデビッドソンのほうが調子がよく、決勝は一時は10番手を走行していた。ところが、フィジケラとのバトルで接触、この直後にスピンを喫しリタイアとなってしまった。佐藤琢磨はレースを走り切り完走、次戦での戦いに期待したい。

フェラーリには向かないサーキットだったのかもしれないが、マッサの予選での燃料補給ミスはいただけなかった。決勝でもマッサは周回遅れになる走り、ライコネンもハミルトンに1秒差内に迫りながらも仕掛けることもできず、ピット戦略でもかなわなかった。

マクラーレンは、予選でアロンソがタイヤ交換後もピットにしばらく留まり、後からピットに入ったハミルトンが待たされ、結果、最終アタックの時間がなくなってしまった。アロンソは最後のアタックでハミルトンのタイムを上回りトップタイムを記録するも、FIAからグリッド5位降格のペナルティ、チームは決勝ポイント無効という厳しいペナルティが科される事態に・・・。ハミルトンが優勝を飾ったが、チーム内の状況は良いとは言えない状況になっているのではないだろうか。
次のトルコGPは2週間後。いろいろな話がこれから出てくると思われるので、マクラーレンについてはそれらの話が出てきてからするようにしたい。

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2007/07/23

ハミルトン、連続記録が途切れる

予選でクラッシュ、決勝では雨でコースオフを喫するが最後までレースを諦めずに9位でレースを終えた。連続表彰台記録も連続入賞記録もここで潰えたが、レースを諦めなかったハミルトンの走りはさすがであった。

ポールからスタートしたライコネンは不運に見舞われ、優勝を逃した。ライコネンには不運がつきまとう。
しかし、「今回のリタイヤで、また残りが1戦減ってしまったが、タイトルをあきらめようとは思っていない」とライコネンはタイトル争いにまだ希望を持っている。

ハミルトン、アロンソ、マッサ、ライコネンの争いはハミルトンがノー・ポイントに終わったことで差が詰まり、今後の展開が面白くなってきた。

レッドブルは混乱のレースをうまく乗り切り、ウェバーが3位、クルサードが5位と二人で10ポイントを稼いだ。コンストラクターズでトヨタを抜き、ウィリアムズとも2点差。
トヨタはラルフ、トゥルーリの二人ともトップ10圏内からスタートしたが、ラルフはハイドフェルドと接触、トゥルーリは13位に終わり残念な結果だった。

ホンダはバトンが早々にリタイア、バリチェロはしぶとく完走したものの、ポイント獲得はならなかった。苦しいレースが続く。

スーパーアグリの佐藤琢磨はスタートダッシュを決め、順位を上げたが油圧系トラブルに見舞われリタイア、デビッドソンは12位。

このレースでF1デビューを果たしたスパイカーのヴィンケルホックは、天候の変化にうまく対応、数周にわたってラップリーダーになった。結局マシントラブルでリタイアになってしまったが、印象的なデビューとなった。

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2007/07/09

ライコネンが2連勝!

第9戦イギリスGPはフェラーリのライコネンがピット戦略でマクラーレンを逆転、2連勝を飾った。

ポールからスタートし地元ファンの期待が高まったが、ピットでタイムロス、ライコネン、アロンソに逆転を許すことになってしまった。かつてセナもミハエル・シューマッハも母国GPではなかなか勝利することができなかったが、さすがのハミルトンもこのジンクスを打ち破ることはできなかった。それでも連続表彰台の記録をまた一つ伸ばしたのは凄い。

アロンソは1度はトップに立ったもののライコネンに前を行かれてしまった。ハミルトンより前でゴールしたものの、勝っておきたいレースだった。

マッサは後方からオーバーテイク・ショーを繰り広げ、5位に入った。最初のストールがなんとも悔やまれる。

今期最高位からスタートしたラルフだが、残念ながらリタイア、トゥルーリもリタイアに終わりトヨタに明るい材料はない。

ホンダもダブル完走を果たしたものの、ポイントには届かなかった。

スーパーアグリの佐藤琢磨は我慢の走りを続け14位完走。カナダまで流れていた良い空気が止まってしまったかのようだ。

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2007/07/02

フェラーリ、復活の1-2フィニッシュ

北米2連戦でルーキーのハミルトンに2連勝を許してしまったフェラーリだが、第8戦フランスGP予選でマッサがポールを獲得する。王者アロンソは予選でギアボックスにトラブルが発生し10番手から苦しいスタート。

ハミルトンはスタートで失敗し、ライコネンに前を許す。そのライコネンは2回目のピットストップの間にチームメイトのマッサを逆転、そのままチェッカーを受け開幕戦以来となる2勝目。
レース中盤までレースをリードしていたマッサにとっては悔しい結果だっただろうが、フェラーリは今シーズン初となる1-2フィニッシュでポイントを89ポイントとした。
ハミルトンは今回も表彰台に上がり、マクラーレンは114ポイント。

フェラーリは次のイギリスGPでマクラーレンを追い詰めることができるか注目だ。

ホンダはバトンが8位に入り、今期初入賞。ここに向けてマシンのアップデートを進めてきた成果がややあらわれた形になったが、これくらいではまだ喜べない。

トヨタはトゥルーリがリタイアに終わり、ラルフも入賞には届かず、上向きの気配が感じられない。

スーパーアグリはデビッドソンがアクシデントで早々にリタイア。佐藤琢磨は16位完走に終わった。すでに期待以上の結果を見せているスーパーアグリだが、さらにポイントを重ねる活躍を期待したい。

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2007/06/18

アメリカGP、ハミルトンが2連勝

2007年アメリカGP、ポールからスタートしたハミルトンがアロンソとのバトルを制し2戦連続となる勝利。
王者アロンソもこの新人の勢いを止めることができなかった。サイド・バイ・サイドの戦いもハミルトンは臆することなく、勝負を挑み、負けなかった。レース後アロンソは冷静でいたが、心中は穏やかではなかっただろう。
王者としてのプライドを賭けた走りをアロンソはこれから見せてくれるだろう。

2強と言われているが、ここ数戦はマクラーレンとフェラーリの間に力の差を感じてしまう。マッサとライコネンがバトルを続けていたが、終始マクラーレンの後方で走っており、追いつくことができなかった。再びヨーロッパにもどる7月の3戦でどれだけ巻き返せるか注目である。

いいムードでアメリカGPを迎えた佐藤琢磨だったが、スピンを喫しリタイア、さらにリタイア前に出されていたペナルティを受けることができなかったため、次戦での予選グリッドに10位降格のペナルティが科されてしまうようだ。
残念だが、これまでの良い流れを止めないよう頑張ってもらいたい。

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2007/06/11

ハミルトン、初優勝!佐藤琢磨、ポイント獲得!

2007年第6戦カナダGP、レースは4度におよびセーフティー・カーが導入され波乱の展開となった。ポールからスタートしたハミルトンは度重なるセーフィティー・カー導入にも影響されることなく終始レースをリード、デビューから6戦目にして遂に初優勝を飾った。王者アロンソの地位をを脅かすのはフェラーリのマッサでもライコネンでもなく、チームメイトのこのルーキーであるハミルトンだ。

11番手からスタートした佐藤琢磨は混乱の中、順位を上げ6番手。しかし、4度目のセーフティー・カーが入ったのとほぼ同じタイミングでピットに入っていたため、給油ができず一旦コースに戻り、ピットがオープンになたところで再び給油のためにピットに入り、順位を10番手まで落としてしまう。

その後、リウッツィのリタイアなどで8位に順位が上がった佐藤琢磨は、トヨタのラルフをオーバーテイク、さらにその前のマクラーレンのアロンソもオーバーテイク!見事なオーバーテイクで6位入賞を果たした。

余分なピットストップを余儀なくされたが、それもこの素晴らしいオーバーテイク劇のためのシナリオだったと思えば悔しくもない。スーパーアグリという誕生してわずか2年のチームのマシンを駆る佐藤琢磨が王者アロンソをオーバーテイクするとは考えても見なかった。見事なレースだった。

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2007/05/28

アロンソ、モナコで連勝を飾る

ここまで4戦連続で表彰台にあがってきたルーキーのハミルトンは、近いうちに勝利をあげることは間違いないとみられている。
しかし、"伝統のモナコGP"で勝利したルーキーはいない。ハミルトンの前に立ちはだかったのは王者アロンソだった。

レースは大きな波乱もなく淡々と進められたが、アロンソ、ハミルトンのチームメイト対決は静かにしかし熱かった。ピットストップに入る前にアロンソは渾身のアタック、ハミルトンの引き離されない。そしてアロンソが先にピットに入り、その間ハミルトンはプッシュし続ける。レースを制したのはアロンソ。王者の意地と貫録を見せた走りだった。

フェラーリのマッサは3位に入ったとは言え、マクラーレンの速さについていくことはできなかった。完敗である。

ドライバーズポイント争いはアロンソとハミルトンが同点で並ぶ。ハミルトンの連続表彰台はどこまで続くのか、そして初勝利はいつになるのだろうか。


レース結果

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2007/05/14

スペインGP、佐藤琢磨がポイント獲得

第4戦スペインGPでスーパーアグリが初ポイントを獲得した。参戦2年目は予選Q1突破とポイント獲得が目標だった。Q1突破は第1戦で、初ポイントはこの第4戦での達成した。佐藤琢磨も移籍後初のポイント獲得、これからポイントを重ねていってもらいたい。とにかく、今はおめでとうを言いたい。この喜びを存分に味わってもらいたい。

驚異の新人ハミルトンは4戦連続表彰台、ポイントランキングもトップに躍り出る2位表彰台だ。
そしてマッサがポール・トゥー・ウィンを決め、開幕戦の出遅れを取り戻しつつある。
ライコネンはチームが変わってもツキがないか・・・。
いずれにしてもフェラーリ、マクラーレンの2強の戦いが今後も続きそうだ。

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2007/04/16

2007年第3戦バーレーンGP

このバーレーンではマッサがハミルトンをおさえきり、マレーシアでのミスを払拭する勝利をあげ、ハミルトンはルーキーでは初となる開幕からの3戦連続表彰台を獲得、これでアロンソ、ハミルトン、ライコネンがドライバーズポイントで横一線に並び、マッサがこれを追う形となった。

フェラーリ対マクラーレン、そしてこの4人の拮抗した争いから誰が抜け出るのかがこれからの見所となりそうだ。
BMWのハイドフェルドがアロンソの前でゴール、今後のBMWにも注目したい。

スーパーアグリの佐藤琢磨は今シーズン初のリタイア、好走を見せていたデビッドソンも完走扱いとはなったが、トラブルに見舞われたが、昨年とは違ってレースができている。トップ10入り、そしてポイント獲得にも期待したい。

レース結果

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2007/04/09

2007年第2戦マレーシアGP

開幕戦はマシントラブルで苦戦を強いられたフェラーリのマッサ、このマレーシアではポールを獲得し勝利に一番近い位置からのスタート。しかしマッサはスタートでアロンソ、ハミルトンに前を許してしまう。マッサはハミルトンを追うが痛恨のミスでコースを外し順位を落とす。
マッサは今度は自らのミスで勝利を掴むことができなかった。

ハミルトンは2戦連続の表彰台。この快進撃はいつまで続くのだろうか。
アロンソも頼もしいチームメイトを持ち、優勝争いに優位に立てる。

マクラーレン対フェラーリ。アロンソ対ライコネンという図式が見えてきたが、開幕からまだ2戦、他のチームの巻き返しも期待したいところだ。

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2007/03/18

2007年第1戦オーストラリアGP

2007年シーズンが始まった。M.シューマッハのいないシーズンとなり、チャンピオン争いはアロンソとライコネンと目される。

オーストラリアGPのスターティンググリッドの1列目はそのライコネンとアロンソが並び、マクラーレンの新人ハミルトンの4番手で2列目についた。これにBMW、ルノーが続く形となった。

予想に反して躍進を見せたのはスーパーアグリ。昨年の今頃はスターティンググリッドにマシンを並べるのが精一杯だった。また、今シーズンもニューマシンがFIAのクラッシュテストに不合格になり、マシンの完成は開幕ギリギリまでかかり、ぶっつけ本番のマシンでの戦いになった。そんな状況にもかかわらず、佐藤琢磨は予選でトップ10、デビッドソンも11番手に入る健闘を見せた。

こんなスーパーアグリの躍進にライバルのスパイカーはたまらずシャシー問題を持ち出し訴えを起こすことに。

レースはフェラーリのライコネンが終始安定した走りをみせ、ポール・トゥー・ウィン、予選でマシントラブルに遭いエンジン交換を余儀なくされたマッサも最後尾から追い上げ6位に入る。
マクラーレンはアロンソが2位、ハミルトンがF1初参戦で初表彰台となる3位。コンストラクターズポイントでまずフェラーリを上回った。

トヨタとホンダはなかなか殻を破れない。ホンダは昨年、F1復帰後初の勝利を上げた。今年はさらに上を目指したいところだが、バリチェロは11位、バトンは15位に終わった。トヨタはラルフが8位と1ポイントを上げ、トゥルーリは9位、スーパーアグリのデビッドソンはスタートに失敗、スパイカーのマシンと接触するなど苦しんだが、16位、佐藤琢磨は12位と2台とも完走を果たした。
日本勢のこれからの戦いに期待したい。

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2006/10/23

第18戦ブラジルGP 皇帝M.シューマッハの最後のレース

M.シューマッハは、セナというスターを失ってからF1界の人気を支えたひとりだ。そのあまりの強さのため、逆にF1をつまらなくしたとまで言われたこともあった。それほどまでの強さを誇っていたM.シューマッハが今シーズン限りで引退することを決意した。

タイトル争いではアロンソにリードを許していたが、第15戦イタリアGPで優勝を決め、レース後の記者会見で引退を明らかにした。次の第16戦中国GPでも勝利し、タイトル獲得も見えてきた。しかし、勝利の女神はM.シューマッハには微笑まなかった。日本GPではまさかのマシントラブル、タイトル獲得の夢はほぼ潰えた。

最終戦のブラジルGPの予選でもトラブルに見舞われ、決勝でもタイヤがバーストする不運。
しかし、今回のM.シューマッハは優勝こそ叶わなかったが、素晴らしい走りを最後に見せてくれた。一時は最後尾にまで順位を落としたが、そこから次々と他のマシンを抜き去り4位にまで浮上した。先行逃げ切りのM.シューマッハのこれまでの戦いぶりが強いM.シューマッハだった。今回は見事なまでのオーバーテイク・ショーを見せた。彼がこれまでの勝ちパターンができなかったが故のオーバーテイクだと思うとやはりもの悲しさも感じる。

ともかく、これがM.シューマッハ最後のレースとなった。来シーズンは彼が走らないということにまだ実感が沸かない。きっと2007年初戦に彼がレースにいないのを見て初めて実感するのだろう。

スーパーアグリの佐藤琢磨、2006年シーズンの締めくくりは最高の結果だった。開幕当初は完走することが目標のチームだった。それがトップ10入りを果たすまでに至ったのだ。来シーズンに向けて期待を高めてくれる結果だ。

アロンソはマッサに母国GPでの優勝を許したものの、きっちり2位に入り2年連続のタイトル獲得を果たした。来シーズンはルノーを離れ、その真価が問われることになるかも知れない。フェラーリに移籍するライコネンの存在は侮れない。来シーズン、二人のバトルが楽しみだ。

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2006/10/09

第17戦日本GP これが時代の流れというものか

第17戦日本GP、ポールはフェラーリのマッサ、M.シューマッハは2番手スタート。対するアロンソは5番手からのスタート、前にはトヨタ勢が立ちはだかる。マッサがスタートを決め、トップをキープするも、3周目にはM.シューマッハがマッサをかわしてトップに。アロンソもトヨタの一角を崩し4番手に浮上する。
不利な状況にあっても諦めないアロンソはピットストップでハイドフェルドに引っかかっていたマッサの前でコースに復帰し、トップを快走するM.シューマッハを追走する。

このままM.シューマッハが逃げ切るかと思われたが、37周目にM.シューマッハのマシンから白煙が上がった。この大事な局面でマシントラブル・・・。タイトルをとってF1を去るシナリオはここでほぼ潰えた。
トップに立ったアロンソは慎重にマシンを走らせそのままチェッカーを受け、タイトル獲得ほぼ手中にした。

M.シューマッハは「もう勝負はついたと思っている。ライバルがリタイアすればいいと思いながらレースをしたくない」と語っている。ただ、コンストラクターズ争いは諦めたわけではない。ブラジルGPでも力の限りレースをしてくれるだろう。

2列目からスタートしたトヨタだが、6位と7位という結果に終わった。ホンダもバリチェロがハイドフェルドと絡み後方に脱落、バトンは4位に入った。スーパーアグリは佐藤琢磨と山本左近が二人とも完走を果たした。
トヨタはもう少しよい結果が得られるかと期待したが、やや残念だった。ブリヂストンも勝利を逃してしまった。それでもこの成績は悪いものではなかった。最終戦も健闘を見せてほしい。


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2006/10/02

第16戦中国GP 佐藤琢磨は善戦するも失格

アロンソとM.シューマッハのポイント差2ポイントで迎えた中国GP、引退を表明したM.シューマッハの走りに注目が集まった。

フリー走行、予選とウェット・コンディション、ブリヂストン勢が苦しむ。結果、M.シューマッハは予選6位、アロンソ、フィジケラのルノー勢がフロント・ローを独占する。

スタートを決めたアロンソだが、途中ペースを落とす。すかさずM.シューマッハがフィジケラ、アロンソをかわしトップに立った。終盤ペースを取り戻し、約8秒差まで詰めたアロンソだが、M.シューマッハに逃げ切られてしまった。

これでM.シューマッハとアロンソのポイントは116ポイントと並んだ。勝利数ではM.シューマッハがアロンソを上回っている。ルノーはフィジケラが3位表彰台を獲得、フェラーリのマッサはリタイアに終わり、コンストラクターズ争いではルノーが再びフェラーリを1ポイント逆転した。

このままM.シューマッハが勢いに乗るか、アロンソがその勢いを止めるか、次の日本GPが待ちきれない。

トヨタは2台ともリタイア、予選でもQ1を通過できなかった。昨年の活躍からするとやや期待はずれだ。日本GPでの復活を期待したい。
スーパーアグリは山本左近がようやく完走を果たした。佐藤琢磨も健闘したが、青旗無視で失格裁定・・・。
残念だ。

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2006/09/11

第15戦 イタリアGP M.シューマッハが通算90勝、そして引退を表明

前戦、M.シューマッハとのポイント差を12ポイントとしたアロンソだったが、15戦イタリアGPの予選で思わぬつまづき。予選走行中にまさかのタイヤバースト、困難な状況にありながらも5番手に入るも、予選後にマッサの走行を妨害したとしてベストタイムを抹消され、10番手に降格してしまった。

決勝でアロンソはあっという間に6番手まで順位を上げ、さらにその順位を3番手にまで上がってくる。しかし、これまで絶対の信頼性を誇っていたルノーエンジンが白煙を噴いて、アロンソはリタイアに追い込まれる。

M.シューマッハはライコネンをピット戦略でかわしトップに立ち、通算90勝を決める。アロンソとのポイント差は一気に2ポイント差まで詰まった。

M.シューマッハはレース後の公式記者会見で今シーズン限りで引退することを明らかにする。この日がいつかやってくることは間違いないのだが、それが今シーズンということになった。
残り3戦でわずかに2ポイント差という僅差。M.シューマッハがアロンソを逆転し有終の美を飾るか、アロンソが逃げ切るのか、目が離せない展開となった。

BMWのクビカが参戦3戦目で3位に入り初表彰台。かつてのチャンピオンのビルヌーブを追い出して獲得したシートで、その才能を世間に知らしめた。

山本左近は今回もリタイア。佐藤琢磨は油圧系のトラブルでTカーに乗り換えたが、ミッドランドのアルバースの前の16位で完走した。日本GPに向けて勇気づけられる走りだった。


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2006/08/28

第14戦トルコGP、マッサが初ポール初優勝

フェラーリのマッサがポール・トゥーウィンを決め初優勝を飾った。前戦ではバトンが初優勝を決めたので、2戦連続で初勝利の優勝者が続いた。
しかし、TV中継の映像はアロンソとM.シューマッハのバトルを捉えており、マッサがチェッカーを受けるシーンが見られなかったのはちょっと残念。確かに二人のバトルは熱かったので仕方がない面もあるのだが・・・。

スタートで多重クラッシュがあったものの、あちこちでバトルが繰り広げられる白熱したレースだった。そんな中、スーパーアグリは山本左近が今回も完走を果たすことができず、オープニングラップのアクシデントで佐藤琢磨は周回不足で完走扱いにならなかった。また次に期待したい。

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2006/08/07

第13戦ハンガリーGP、ホンダ、バトンに悲願の勝利

これまで雨が降ったことがなかったハンガロリンクだが、決勝のこの日は違った。雨に翻弄されたレースは荒れた展開となる。山本左近がいきなりコースを外れたかと思えばウェバー、クリエンなど次々とリタイア、ポールのライコネン、ポイント争いを演じているアロンソとM.シューマッハ(完走扱い)までもレースを走りきることができなかった。

そんな展開の中、ホンダのバトンが見事初優勝を飾った。F1参戦113戦目の初勝利だ。バリチェロ、トゥルーリに次ぐ遅咲きの勝利だが、これでひと皮向けて勝利数を重ねていくことができるだろうか。

ホンダにとっても待ちに待った勝利だ。2000年に復帰を果たした第3期参戦としてようやく初勝利をあげることができた。再び黄金期を築けるか期待したいところだ。

佐藤琢磨はミッドランドの前でフィニッシュすることはできなかったが、まずはSA06を完走まで持ち込んだ。ウェットコンディションでのテストなんてしていない出来立てのマシンで完走を果たした。
きっと有用なデータが採取できたに違いない。トルコGPにはフロント周りも新しくなり、SA06の完成形ができあがる。ミッドランドの前に出るのはそれからだ。

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2006/07/31

ドイツGP、フェラーリとルノーのポイント差が縮まる!

スーパーアグリが待望の新型車SA06を投入した。十分にテストされたわけではないので初期トラブルが出ることは予想されるのだが、それでも待ちに待ったせいか、新型車を駆る佐藤琢磨にどうしても期待をしてしまう。

フリー走行で山本左近がクラッシュ、早速マシンを大破させてしまった。決勝までに修復されたが、結局トラブルが出てしまい、まともに走ることなくリタイア。佐藤琢磨は予選でミッドランドのモンテイロを上回るタイム、決勝でもモンテイロの前を走っていた。しかし、健闘もむなしくやはりマシントラブルでリタイアとなってしまった。

残念な結果だったが、フロントまわりはまだ旧型のまま、シェイクダウンを済ませただけのマシンだったことを考えれば、この結果もしかたがない。
鈴鹿に向けて成熟させ、鈴鹿である程度の結果を出してくれれば、それでいいのだ。


M.シューマッハが母国ドイツGPで完璧な勝利。往年の強さが蘇ったようだった。マッサもきっちり2位に入りアロンソとの差が11ポイントに縮まった。チームオーダーはなしのはずだが、フィジケラがアロンソに前を譲った形になった。マス・ダンパーの禁止が響いたか、ルノーも必死だ。数戦前までの楽勝気分はもう見られない。

ライコネンが3位に入り、ようやくマクラーレンも上向き感が見えてきたがとき既に遅し・・・。
マクラーレンの復調はフェラーリの援護射撃になってしまっている。

いずれにしても、今シーズンの戦いの行方はわからなくなってきた。

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2006/07/17

フランスGP、M.シューマッハが連勝

前戦アメリカGPに続きM.シューマッハが2戦連続となるポール・トゥー・ウィンを飾った。アロンソは勝利を逃したものの巧みなピット作戦でマッサを逆転、最小点差を縮められるに留めた。
マッサはアロンソに仕掛けられても前を許さなかった。アロンソはコースで抜くのは難しいと見てピット作戦での逆転を狙った。そしてそれが功を奏し、見事にマッサの前に出て見せた。
フェラーリ、M.シューマッハの追撃が始まったが、アロンソがしっかり表彰台に上がってくるので、なかなか差を縮められない。この追撃はやや手遅れか・・・。
しかし、これから終盤にかけてフェラーリがどこまで攻め続けることができるかがレースを見るうえでの楽しみとなると言っても良いだろう。

トヨタはトゥルーリが良い位置でレースをするも、最後まで走れずリタイアに終わり残念な結果であったが、ピット作業で手間取り一度は順位を落としたラルフが4位に入る力走を見せたのはとても明るい材料だ。
それとは対照的にホンダは低迷を続けている。バリチェロ、バトン共にリタイア・・・この週末は全く良いところが見られなかった。
スーパーアグリは佐藤琢磨が早々にリタイアとなってしまったが、モンタニーが16位完走を果たし、母国グランプリを走りきった。ドイツGPでは山本左近がレギュラードライバーに昇格するためシートを失うが、母国グランプリで完走することができて本当に良かった。

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2006/07/03

アメリカGP、ここがフェラーリの反撃開始起点となるか

2006年第10戦アメリカGPでフェラーリのM.シューマッハがポール・トゥー・ウィンを決め87回目の勝利を飾った。
インディアナポリスのデータを豊富に持つブリヂストンの力は大きかった。ピットスタートだったトヨタのトゥルーリも4位入賞を果たしている。

アロンソはペースが上がらず5位。M.シューマッハとのポイント差が6ポイント縮まり19ポイント差。タイトル争いに自信を持つアロンソだが、後半戦の始まりとしてはいい結果とは言えない。
今回フェラーリはマッサも2位に入り1-2フィニッシュ。これからフェラーリの反撃が始まる予感をさせるレースだった。

オープニングラップで7台が消える多重クラッシュ。その後もトラブルを抱え脱落していくマシンもおり、完走9台というサバイバルレースとなった。最初の多重クラッシュをまぬがれ、11番手に順位を上げた佐藤琢磨だったが、ミッドランドのモンテイロと絡みリタイアに追い込まれる。非常に残念な結果だ。
予選で今季最高位となる18番グリッドを獲得し、最後までレースを走りきっていればリザルトも最高位を狙えたかも知れない。
次のフランスGPも我慢のレースをしなければならないが、ドイツでは待望の新型車が投入される。良い結果がでることを望みたい。

マクラーレンは最初のアクシデントで2台ともレースを終えてしまった。モントーヤがライコネンに追突したが、その時、バトンがモントーヤに接触しているようだ。前後関係はハッキリしないが、このとき、ハイドフェルドが横転しながらコースから飛び出している。
BMWもこのところ調子がいいようだが、ハイドフェルドがアクシデント、ビルヌーブもポイント圏内を走行していながら、マシントラブルでレースを終えざるをえなかった。

ホンダ、トヨタとも今回ポイントを獲得したが、ホンダはバトンに元気がない。トヨタのラルフのダブル入賞を目前にしたトラブルはなんだったのか気になるところだ。

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2006/06/26

アロンソ、カナダでも勝利!

昨年のカナダGPではリタイアに終わっていたアロンソだが、今年はポールからスタートし終始トップをキープし優勝を飾った。

アロンソを追っていたマクラーレンのライコネンは、ピット作業に手間取りタイムロス、最後はヘアピンでふくらんだところM.シューマッハにかわされ3位、M.シューマッハも前半はトゥルーリを抜きあぐね、アロンソには届かなかった。

地元GPでポイント圏内を走行していたビルヌーブが終盤になってセーフティー・カーが入るクラッシュを喫してしまう。皮肉なことにセーフティ・カー導入により、各車の差が縮まりレースを白熱させた。

チャンピオンシップ争いはルノー、フェラーリ、マクラーレンの3チームで展開されているが、やはりルノーが抜け出ているように思われる。シーズンを面白くするにはフェラーリ、マクラーレンが突き放されないことを願うばかりだ。

ホンダはバリチェロがリタイア、バトンも精彩を欠きノー・ポイント。トヨタはトゥルーリがようやくポイントを獲得。日本勢の巻き返しはあるのだろうか?

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2006/06/12

イギリスGP、アロンソが3連勝

アロンソが4連続ポール、そして3連勝を決め、タイトル争いを優位なものにした。
ポールからスタートしたアロンソは完璧なレース展開で皇帝M.シューマッハ、ライコネンを寄せ付けなかった。

トヨタとホンダは明らかにルノー、フェラーリ、マクラーレンに差をつけられてしまっている。今回、BMWはハイドフェルド、ビルヌーブが2台揃ってポイントを獲得しており、上位との差が開くばかりか、他のチームにも追いつかれてしまいそうだ。特にトヨタはここまで僅かに8ポイント、トゥルーリはここまでノー・ポイント。
シーズン後半での巻き返しを望みたいところだ。

スーパーアグリが第3ドライバーに山本左近を起用、このイギリスGPの金曜日に念願の3台目のマシンを走らせた。山本左近は初めてスパーアグリのマシンを走らせたが「コントロールは辛かったが楽しかった」とその感想を語った。フランスGPには待望の新型車が投入できるかも知れないというスーパーアグリ、このイギリスGPでは2台揃っての完走を果たした。カナダ、アメリカと厳しい状況が続くが、着々とチーム力をアップさせている。

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2006/05/29

アロンソにまたひとつ栄冠

これまで未勝利だったモナコGPで若きチャンピオンのアロンソが勝利をおさめた。

M.シューマッハの予選での出来事でフェラーリはルノーとの差を縮めるどころか広げることになってしまった。M.シューマッハが故意にマシンをコース上に止め、アロンソのアタックを邪魔したとは思わないが、モナコGPを観戦する楽しみは半減していまった。

レースが始まってみると、ライコネンとアロンソの攻防にウェバーの追い上げもあって見ごたえがあった。
しかし、それもウェバー、ライコネンがマシントラブルで脱落してしまい、ほぼこれでレースは決まってしまった。

佐藤琢磨もマシントラブルで完走を果たすことができず残念。モンタニーは初完走をモナコで決め、とりあえずあと3戦はスーパーアグリで走ることが決まっており、これからの走りも楽しみだ。

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2006/05/16

アロンソ、母国GPで勝利

アロンソが地元スペインでポール・トゥーフィニッシュの完璧な走りで勝利。
ケチのつけようのないこの勝利は2連勝でいき上がるフェラーリM.シューマッハが勢いに乗ることを阻んだ。

いつもの勝ちパターンに持ち込めなかったM.シューマッハだが、次のモナコは得意のコースで再びアロンソ追撃に勢いをつけたいところだ。

6戦を終えて、タイトル争いは早くもアロンソとM.シューマッハに絞られてきたが、この二人の戦いに大きく左右するのはフィジケラとマッサの戦いぶりだ。スペインGPではフィジケラがM.シューマッハに逆転を許してしまった。ヨーロッパGPではマッサが初表彰台を決めたとはいえ、アロンソには届かなかった。
この二人がそれぞれ相手を抑えることができるかどうかが鍵になる。

スーパーアグリはヨーロッパ・ラウンドでの初完走を果たした。佐藤琢磨の頑張りは素晴らしい。ニューマシンの投入でどこまで戦うことができるようになるのか楽しみだ。
井手有治のライセンス剥奪は厳しすぎる処分だ。経験のあるモンタニーもマシントラブルに見舞われるなどで2戦走ってまだ完走できないでいる。無念の井手有治の分まで戦ってもらいたいものだ。

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2006/05/08

M.シューマッハ、2戦連続の勝利!!

2006年第5戦ヨーロッパGPでフェラーリのM.シューマッハが2戦連続となる勝利を飾った。
予選ではルノーのアロンソがポールを獲得、決勝のスタート後の1コーナーも制し、M.シューマッハを従えての走行。1回目のピットストップを終えてもM.シューマッハに前を許さなかった。2回目のピットもルノーが先に動く。フェラーリはマッサからピットに入れるが、マッサはアロンソの後方のままでコースに戻る。続いてM.シューマッハが2回目のピット。アロンソがピットに入ってから最速ラップを刻んだこともあり、アロンソの前でコースに復帰、見事な逆転劇を見せた。
前戦に続き、終始トップ争いから目を離せない、面白いレースとなった。
フェラーリのルノー追撃が始まりこの先のレースも見逃せない。

井手有治の降格で注目されたモンタニー。フリー走行では佐藤琢磨を上回るタイムを見せるなど、その走りに期待がかかった。残念ながらマシントラブルで初戦を完走することができず、佐藤琢磨のマシンにもトラブルが発生し、2戦連続で2台ともリタイアとなってしまった。
佐藤琢磨はスタートで大きく順位を上げる好走を見せた。しかし、マシン性能の差からズルズルと順位を落とし、結局最後はリタイア。やはり、新型シャシー投入が待ち遠しい。

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2006/04/24

M.シューマッハ、今季初勝利!

セナのポール獲得記録を破ったM.シューマッハがサンマリノGPを制し今季初優勝を飾った。
5番手スタートのアロンソがトップのM.シューマッハを猛追、レースはこの二人の白熱の戦いで緊迫したものになった。最後にアロンソがミスし二人の距離が少し離れてしまったが、見ごたえのある戦いだった。

これでフェラーリが完全復活を果たしたと言えるかどうかはわからないが、ルノーの独走はないのかも知れない。
好グリッドからスタートしたホンダだったが、ピット作業がうまくいかず自滅、バリチェロも元気がなかった。トヨタもトゥルーリが早々にリタイア、これまで開幕前に期待されたほどの活躍は見られない。いつこの壁を乗り越えることができるのだろうか・・・。

前戦では2台揃って完走を果たしたスーパーアグリだったが、今回は残念ながら2台ともリタイアに終わった。フリー走行ではライバルのミッドランドとのタイム差をつめてきており、井手有治も佐藤琢磨とのタイム差をこれまでよりも小さくしてきていただけに残念な結果だった。
とにかく、新型シャシーの投入を待ちたいところだ。

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2006/04/03

スーパーアグリ、まず最初の目標を達成!

いつもF1カレンダーにあわせていろいろなスケジュールを考えるのだが、この週末はどうしても外せない都合ができて、F1の情報はおろか、インターネットからも隔絶されてしまっていた。今朝、録画していたオーストラリアGP決勝をようやく見ることができた。

新チームで奮闘する佐藤琢磨、井手有治はマシントラブルでまだ完走を果たすことができていなかった。フォーメーション・ラップでモントーヤがスピン、その後もセーフティー・カーが4度も入るなど波乱のレースだったが、スーパーアグリの2台は最後まで走りきり、2台揃っての完走を第3戦目にして果たした。
この結果には、とにかくおめでとうと言いたい。
短期間で立ち上げたチーム、4年落ちのシャシー、鈴木亜久里代表の言うように最初から結果は期待していなかった。それでも、これまでの結果は予想以上のものと言える。
ヨーロッパラウンドに入る次戦からの戦いも楽しみだ。

開幕からルノーが3連勝、アロンソが2勝、フィジケラが1勝をあげている。序盤の出だしとしては上々だ。
マクラーレンは第3戦にして表彰台にあがったが、安定感がもうひとつのように思われる。フェラーリは開幕戦こそ、そこそこの戦闘力を見せたが、2戦目、3戦目はいいところがない。
期待された日本勢のトヨタ、ホンダ、ブリヂストンも未だ目覚めていない。今回、トヨタのラルフが表彰台に上がったことは明るい材料のひとつだろう。

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2006/03/20

佐藤琢磨、力走!

第2戦マレーシアGPは予選前、決勝前にエンジン交換に追い込まれるマシンが続出し、スターティング・グリッドに対する情報が錯綜した。

ルノーのフィジケラはバーレーンGPでエンジントラブルに見舞われたが、第2戦では見事にポールを獲得、アロンソは給油リグと電子機器にトラブルがあり予選は振るわなかった。期待の新人のロズベルグは3番手からのスタートだ。エンジン交換を行ったクルサード、バリチェロ、マッサ、ラルフの前にスーパーアグリF1の2台が立つ

非力なマシンで佐藤琢磨が奮闘し今回も完走。井手有治は残念ながら2戦連続完走ならず。
トヨタはラルフが最後尾から追い上げなんとか1ポイントを獲得。どのチームより早く2006年型マシンの開発に着手したはずのトヨタだが、開幕から2戦は思ったほどの成果を挙げられていない。
ホンダはバリチェロがまだ結果を出せていないが、バトンが表彰台に上がった。

バーレーンGPでは上々の結果を出したウィリアムズだったが、ロズベルグ、ウェバーともにトラブルに見舞われ2台ともリタイアに終わってしまった。
マクラーレンはモントーヤが4位に入るも、ライコネンはオープニング・ラップで脱落、相変わらず不安定だ。
フェラーリは2台とも入賞を果たすが、予選前にマッサは2回のエンジン交換、M.シューマッハもエンジン交換で予選グリッド降格のペナルティが科されていた。新型V8エンジンに問題がないのか心配される。

フィジケラがポール・トゥー・ウィン、アロンソも2位に入りルノーの1-2フィニッシュ、開幕戦に続き2連勝。このままルノーに先行を許さないためにも次はマクラーレン、ホンダ、フェラーリの活躍を期待したい。

佐藤琢磨は今回、チームワークが飛躍的に進歩したとレースの収穫について語っている。バーレーンでは6回もピットストップに入るなど、ドタバタ劇を演じたが、今回は何ら時間をロスすることなくピットワークを済ませることができた。佐藤琢磨の頑張りがチームを成長させ、チームの成長が佐藤琢磨のモチベーションを高める、そんないい流れができてきているのではないだろうか。


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2006/03/13

ロズベルグって凄い!?

開幕戦、M.シューマッハが復活のポールを獲得、マッサもフロント・ローに並んだ。しかし、フェラーリの完全復活を打ち砕いたのは昨年の王者、アロンソ。マッサを早々に仕留めると、M.シューマッハに迫り、遂には前に出て、優勝を飾った。

アロンソとM.シューマッハのバトルは見ごたえがあったが、終盤この二人以外にもレースを盛り上げたドライバーがいた。ウィリアムズのルーキー、ロズベルグだ。スタート後の1コーナーでマシンにダメージを負うが、終盤になってファステストを刻みながらベテランのクルサードに肉薄、バトルを制し8位入賞圏内に這い上がった。さらに前を走るクリエンもあっという間に抜き去り7位、初戦で見事ポイントを獲得した。
今後、彼の走りは見逃せない!

スーパーアグリF1は無謀とまで言われた短期間でのチーム立ち上げから困難を乗り越え、初戦で初完走を果たした。井手有治は残念ながらマシントラブルで完走できなかったが、次の目標は2台揃っての完走だ。
そして何よりオリジナル・カーの投入が楽しみである。それまで佐藤琢磨も井手有治も粘りの走りを見せてほしい。

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