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2005/09/14

皇帝の苛立ち

ベルギーGPで佐藤琢磨に追突され、すぐさまマシンを降りたM.シューマッハは、佐藤琢磨に駆け寄り何か文句を言い、琢磨のヘルメットをポンと叩いた。「皇帝」らしからぬシーンだった。

琢磨のスピリットは明白で、前を目指しレースをしているだけだ。それが例えセーフティカーが入って低速走行を強いられた後のリスタートだろうと、路面が濡れていようとそこで慎重になるようなことはないのだろう。
これが琢磨の良い面でもあり悪い面でもある。アクシデントが多くなれば、もう少し慎重さを求めたくなるが、おとなしく走っているだけのレースを続けられていたら魅力を感じない。

昨年までのM.シューマッハは、他のチームを圧倒しており、彼の前に立ち塞がる者はほとんどおらず、後ろから彼が来れば大抵のドライバーは道を譲るしかなかった。しかし、今年のM.シューマッハは昨年までとは違い、マシンのパフォーマンスに恵まれていない。

ベルギーGP開催前にはベルギーでの結果は期待できないとレースをやる前から事実上の敗北宣言。ただ、ウェットになれば光があるかも知れないと語っていた。レース戦略に長けたこれまでのチームと彼ならきっとうまくいったに違いない。
しかし、M.シューマッハが期待したウェットとなったにもかかわらず、タイヤ選択ミス、後ろに琢磨が控えているにもかかわらず慎重になって早めのブレーキングでアクシデント。追突されてレースを終えたことの憤りをその当事者の琢磨にぶつける他なかったのだろう。

このアクシデントでペナルティが科されてしまった佐藤琢磨に、ブラジルGP欠場の可能性があるのではないかというニュースが流れた。グリッド10位降格されればポイント獲得が期待できないからだという。しかし、ドライバーを交代すれば予選で不利になることに変わりはない。さらにその次の日本GPで佐藤琢磨を走らせるのなら、またそれはドライバー交代ということで予選の出走順が不利になる。
琢磨が日本GPで結果を出すにはブラジルGPを走る必要があるのだが・・・。

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