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2005/05/06

ファンにとっても厳しい処分

BARの重量問題に対する処分は、チームを、ホンダを、バトンを、そして佐藤琢磨を応援する日本のファンにとっても厳しい処分となってしまった。
佐藤琢磨の公式WebサイトのBBSにはたくさんのメッセージが書き込まれている。私自身もこのスペインGPを楽しみにしていたのだが、佐藤琢磨が走れないとなれば楽しみも半減する。

予備タンクの燃料を抜いて重量を計測したところ規定の最低重量に満たなかったということだが、この予備タンクはポンプで燃料を吸い上げるためのもので、BAR側の主張によれば予備タンクに燃料がなければマシンは動かないため車両の一部として扱っており、サンマリノGPのスチュワードもこの主張を認めた。
しかし、FIAはこの予備タンクを「不正を行うためのタンク」として厳罰を求めたのだ。

これもBAR側のコメントだが、裁判ではBAR側の主張は理解され、FIAもレギュレーションがあいまいであったことを認めているという。
FIAが求めたのが多額の罰金と残りの全てのグランプリの出場停止だったので、これに比べればサンマリノGPのポイントの剥奪と2戦出場停止はエクレストン氏が言うように「軽い処分」だったように思える。

全くの私見であるが、レギュレーションがあいまいであったとするのなら、FIAはBARに改善命令を出し、それに従わないようだったら厳罰に処するということで充分だったのかも知れない。
技術面について明るくないので多くは語れないのだが、FIAが問題とした燃料装置の構造についての指摘がなぜ第4戦のレース後になるまでなかったのだろうか?この燃料装置は第4戦から導入されたものなのか、開幕戦から使っていたものなのだろうか?

そしてこの処分がバトンとチームで交わされているパフォーマンス条項を満たすことを困難とし、バトンのチーム離脱が再び持ち上がることになりそうだ。

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BARホンダでF1に参戦している佐藤琢磨が2戦出場停止になった。 その理由がまたややこしい。 FIA(国際自動車連盟)の車検委員という人達がレース終了後のマシンを検査した。検査したのは佐藤の同僚の3位になったバトンのマシンである。 そこでトラブル(トラブルの内容はここでは省略する)があって何とか車検委員が納得して大丈夫という事になったのだが、FIAの偉い人達が不服を申し立てて国際控訴裁判所が意義�... [続きを読む]

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